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高血圧改善のために運動を始めましょう

高血圧になると目がチカチカしたり頭痛が起こったりすることがありますが、軽度の場合には自覚症状がありません。
自覚症状がないために生活を改めることができず、気が付いたら酷い高血圧になっていたという人が多いようです。
年齢を重ねると共に高血圧のリスクは上がりますし、日頃から不摂生な生活を送っている人は若くても高血圧になることがあります。
ですから、自分で可能性があると感じるのなら、定期的に血圧を測定して正常範囲に収まっているのかを調べなければなりません。
高血圧になっていることが分かったら、まずは食生活の改善から始めるのが一般的です。
塩分の摂り過ぎは高血圧に直結しますので、できるだけ塩分の摂取量を減らして薄味に慣れるようにします。
最初は物足りなく感じるかもしれませんが、調味料に工夫を凝らすと素材の味を楽しめるようになります。
適正範囲で薄く感じるということは、それまでが濃い味で過ごしてきたということです。
他にもストレスを解消したり睡眠不足を改善したり、色々とできることはありますが、本格的な改善を目指すのなら運動も取り入れなければなりません。

高血圧になる人は運動不足に陥っていることが多く、適度な運動を取り入れることで投薬しなくても改善できているケースがあります。
心臓や肺の働きを向上させて血液の循環が良くするためには継続が大事であり、継続できれば生活習慣病全般に良い影響が現れます。
運動の種類としては有酸素運動がオススメです。
有酸素運動は十分に酸素を取り込みながら行う運動であり、ウォーキングが代表的です。
ランニングを行おうとする人もいますが、軽度な高血圧でないと安全に行うことができません。
ランニングのような激しい運動を行うとたくさんの血液を必要としますので、心拍数や血圧の上昇につながって血圧も高くなります。
そもそも、それまで全く運動をしてこなかった人がいきなりランニングをしようと思っても続きませんので、負荷の軽い運動を取り入れるべきです。

水泳は高血圧改善のためにおすすめ

最近ではサイクリングで高血圧を改善する方法が注目されています。
サイクリングも有酸素運動の一つであり、脚や腰への負担が少ないので肥満の人でも実践できます。
負荷が小さいと言われているウォーキングでも着地する時には多少の負担がかかりますし、体重が重すぎるとひざや関節などにも影響が現れます。
自転車は移動手段としても利用できますので、日々の習慣にしやすい方法だといえます。

サイクリングよりも更に効果的な運動に水泳があります。
水泳が効くのには理由があり、心房性ナトリウム利尿ペプチドというホルモンが関係しています。
心房性ナトリウム利尿ペプチドの分泌量が増えると血圧が低下することが分かっているのですが、これは心臓の心房という部位から分泌され、腎臓に作用して余分な水分や塩分を尿として身体の外に排出させる働きするためからです。
心房性ナトリウム利尿ペプチドは、水に入って体に水圧を受けることで分泌が促進されます。
水に入るとはいっても足だけ、あるいは半身だけ入るというのではなく、少しでも深く入ることが大切です。
全身に水圧を受けることで心房性ナトリウム利尿ペプチドをたっぷりと分泌させることができますので、それを心がけながら水泳を取り入れるようにします。
心房性ナトリウム利尿ペプチドの分泌が盛んな人の血管を調べてみると、柔軟性があって実年齢よりも若いのが特徴です。
高血圧になる人はこの逆で、血管の柔軟性が失われてボロボロになっていますので、少しでも心房性ナトリウム利尿ペプチドの分泌量を増やしてしなやかな血管を取り戻すことが大切です。
そのためには水泳を継続することがとても重要であり、血圧のコントロールが容易になります。